第2回もち米サポーター養成塾を5月23日(土)に開催しました。
4月の養成塾で見学したもみまきに続き、今回は青空塾「田植え」を行いました。この養成塾では、日本一のもち米産地の栽培を学んでもらうため、手植えではなく、実際に農家のみなさんが乗っている田植え機に乗ってもらいます。
☆田植え体験レポート☆
駅前交流プラザよろーなに集合後、車に乗り村中塾長(名寄市もち米生産組合副組合長)の元へ。約1か月ぶりの養成塾ということで、村中塾長からはもみまき後の作業や稲の生育状況についてお話がありました。
そして2チームに分かれ、それぞれの作業場へ。
先に田植えをするチームは、塾長からこれから植える苗について説明を受けました。
立派に成長していますね!
そして、本日乗車する田植え機がこちら。
道路沿いから見ることはあっても、こんなに近くで見ることはないですよね。何やら見慣れない装備がたくさんついています。塾長からひととおり説明を受けた後に2人1組になり、いざ田植え機へ!
操作を教えてもらって、ゆっくりスタート!
わーーーー!
歓声を上げながら田植え機初運転。というのも、真っすぐ植えることが想像以上に難しい!
通常、田植えをすると、次に真っすぐ植えるための目印が田んぼの中につけられるのですが、この日は少し風が強かったために水が寄ってきてしまい、目印がかなり見えにくい状況となっていました。
真っすぐ植えられないため、みんな大騒ぎです。悪戦苦闘しながら田植えはどんどん進みます。
小学生の男の子もチャレンジ!
小学生の女の子もチャレンジ!
塾長に教えてもらいながらゆっくり走ります。
田んぼの真ん中まで進んだら運転を交代し、今度は田植え機の苗補給にチャレンジ。
ガタガタを揺れながら進むため、立ったままの苗補給は思ったよりも大変で体力を使う作業。そして苗は意外と早く無くなってしまうため、苗を切らさないよう気が抜けません。
おや?田植えをしていると、何やら上空に謎の物体が・・・
ドローンです!
村中塾長の後継者さんが、塾生が奮闘するようすを撮影してくれていました。おもわぬドローンの登場に、塾生から歓声が上がりました。
さて、もう一方のチームでは、育苗ハウスの中で田植え機に使う苗の準備をしていました。
苗が植えてあるポットを土から剥がす「苗剥がし」という作業の光景です。ペリペリッと剥がす作業はなんとも言えない不思議な感覚です。そして、田植え機に補給する苗を軽トラックに乗せて運ぶ準備を担当します。
青々としていて元気な苗に育っていますね。
先に田植えを体験したチームが終了したため、苗運びチームも田植え体験です!
こちらも先に田植えをしたチーム同様、いろいろな意味で大盛り上がりでした。全員無事に田植え機に乗車した後、村中塾長に別れを告げて本日の体験は無事終了です。
さて、みんなが田植えをした田んぼはどうなっているでしょうか。わかりやすい写真がこちら。
みんなの奮闘のようすが伝わりますね!この写真を見た農家のみなさんは笑いに包まれたようです。
次回のもち米サポーター養成塾は10月1日(土)に開催、コンバインに乗って稲刈り体験を行う予定です。
少し期間は空いてしまいますが、塾生との再会を楽しみにしています!
そして、この後も天候に恵まれ、立派なもち米の成長することを願っています。